グランドシビック(EF3)のキャリパー・ローターの化粧直し
どうも!
てくきかです。
さて、ミッションオイルシールの交換のついで?に錆で見栄えの悪かったブレーキ周りの塗装をすることにしました。
このまま何もしないとドンドン錆びてきますからね。見てくれもありますが防錆が一番です。
あ、下回りの掃除は結局アルカリ性の洗剤をスプレーして高圧洗浄で落としました!
全部は無理でしょうが、かなりきれいになりました。
隅に残った油もせいぜい染み程度までになった(滴下することはなくなった)ので後は走っている内に落ちきるでしょう笑
さて、作業前に少し下調べをしてみると
巷では刷毛でペタペタ塗っているのが大多数でした。
中にはスプレーしている人もいましたが、組まれた状態での塗装でマスキングしていたのですがすごく大変そうだし
どのパターンも塗り残しが発生しそう。
そして、ブーツやパッドなどにやっぱり塗料が付いちゃってて、手間の割にはきれいに仕上がらなさそうでした。
ということで今回は
せっかくなのでキャリパーをばらして塗装することにします。
最終的にエア抜きが面倒になってきますが、マスキングの手間の割の塗り残しやはみ出しを考えると楽勝かなぁ、と。笑
ということで、写真の仕上がりが前後していますが、
ホンダ車の場合はまずは皿ビスを取ってローターを取るところから。
ここはインパクトドライバーで行わないと間違いなく舐める。笑
固着してなければ、ローターはこれで取れます。
固着してる場合はM8のボルトを入れて抜き取ります。
一応前職がブレーキ関係で働いていたので名称はそちらで合わせますね。
シリンダーボディーを取り外したら、マウンティングブラケットを外します。
シリンダーボディーを外す前にブレーキホースやブリーダーを外しておきます。
ブレーキホースからフルードがダラダラ漏れてくるので、ピンチプライヤーで挟んでおくと後のエア抜きも楽勝です。
あ、マウンティングブラケットを外す前にフローティングピンを外しておきます。
後はついているブーツやらを外して、脱脂・錆落とし。
汚い・・・・。
しかしこの表面処理の色、銀色を見ると一度交換されてますね。
一昔前のキャリパーは
こんな感じで深緑です。(拾い画像です)
同じキャリパーでも新品を取り寄せると大概は表面処理が変わって
よくみる銀色になってます。これは性能云々よりもメッキ液の環境対策でこうなった為ですが、個人的には銀色のほうがきれいに見えて好きです。笑
さて話が逸れましたが、ピストンはそのまま戻してやって、マスキング。(油圧もかかってないので戻すのは楽です。むしろこれで戻らないのではOHが必要かと・・・)
後は、
ブシューっと。
今回はアストロプロダクツの耐熱の赤を使用しました。
下塗り無しですが、隠蔽力も高く。
きれいに発色して2回塗りくらいでこれくらいに仕上がります。
ディスクローターは
ホームセンターで売っている耐熱の黒を塗布。
錆落としはタンクの錆落としの花咲かGの廃液に漬けておきました。
時間もなかったのでワイヤーブラシで粗方落としてから2時間ほど漬けてただけなので、錆落としってよりは今残っている錆を黒錆にして安定化させようって感じです。
で、あとは乾いたらパッドクリップやらパッドやら諸々組んで(今回はOHしたばかりのキャリパーなのでブーツ類もそのまま清掃してグリスアップして再利用してます)
完成です!!
きれいに手軽に出来ました!
エア抜きはワンウェイバルブ付きのホースです。
バイクと違ってフルード入れたり、ブリーダ締めたり、ペダル踏んだりで大変な車のフルード交換ですが、これならブリーダー開けっ放しでひたすら踏んでくだけなので、
1人でも15分くらいで出来ます。(フルード残量だけは注意してね!)