アルマイト外注など。
どうも!
てくきかです。
さて、あまりブログに登場しないRSV4ですが、
ちょっとやりたいことがあったんですけど塗装だと安っちい仕上がりと耐久性もないよなあ、ってことで部品をアルマイト加工に出してました!
ざっくりと言うと塗装は母材の上に
アルマイトは溶かして染み込ませる!(ちょっと違いますが)
更に材料的に言えば、硬度が~とか色々あるんですけども、趣味のバイクにおいては何よりも見た目!笑
塗装の様に膜厚がない分、部品がシュッとシャープな感じになります。笑
ただし、アルマイトは染料、塗装は顔料ってことで耐候性などはどうしても不利になります。ただしこれらは使う染料や封止処理で大きく変わってきます(中華なアルマイトなんて速攻で色あせしますよね、あれはそういう事です)
ネット社会が発達したおかげで、
今ではいろんな方法でアルマイト処理を1個人が外注出来る世の中になってます笑
今回はATOMIC RUNさんに加工をお願いしました!
blogs.yahoo.co.jp
結論から言えば自家塗装よりはお値段は張るものの
外注塗装よりは安く。見てくれはシャープでシックなつや消しが最高!
高級感もたっぷりの仕上がりとなりました!!
さて、加工に出すと決まれば、まずは部品をアルミ単体にしなければなりません。
まずは前後キャリパーをバラす!!分割キャリパーは割って、
アルミ鋳造品(鍛造品)だけの状態にします
今回は
・キャリパー前後(シールは取って、ブリーダースクリューなど鉄部品も外す)
・ブレーキディスクインナーローター(フローティングピンを取ってインナーだけにする)
・ホイール前後(ベアリングやタイヤ、エアバルブを外す)
をお願いしました!
↓ATOMIC RUNへ送ると2週間ほどで戻ってきます↓
ワークスレーサーの様なかっこいい部品が、一個人のバイクに・・・(違う
今回は追加料金になりますが、PTFEコーティングを全部品にお願いしました。
見た目部品なら通常のアルマイト処理でも良いですが、
染色後の封止処理時にPTEF(ポリテトラフルオロエチレン)で封止することで耐候性がグーンと上がり、フッ素みたいなもんなので表面がサラサラになるようです。
特に今回は足回り部品なので、掃除がすごく楽になりそうです。
で、キャリパーはこの後に
赤色の塗料で色を挿しておきます!
RSV4の純正キャリパーはブレンボのM4モノブロックキャリパーですが、
全ピストンφ34です。単品でシールの販売はアプリリアではしていません・・・。
ブレンボを経由して購入すると5200円/キャリパーです。
ですが、KTMのRC8なども同じキャリパーなのですが、KTMはシール単体でパーツがあるのです。笑
お値段2600円。笑
なので、今回はこれを使って組み上げます。
で、ホイールにベアリング入れたり
OZのステッカーを貼ってみたり。
タイヤを組んだり。(久々の普通のタイヤを入れてみました。どうせ冬で乗らないだろうし笑)
ディスクローターのフローティングピンは再利用です。
せっかくなんでチェーンもお掃除。
色が剥げてみすぼらしい・・。笑
出来上がりました!!!
ん====!!!!
渋いっ!笑
ついでにアルマガードというシリコン系だと思うのですがアルマイト用のワックスを掛けてみました!
すごく色に深みがでました。こりゃすごい。