グランドシビック(EF3)のミッションオイルシールの交換
どうも!
てくきかです。
午前中は雨が降ってなくて早速VTRをシェイクダウンしたのですが、
昼から雨・・・。
天気予報より3時間も雨が前倒しになってしまって、かーなり消化不良感がありますが、
自然には敵わないので。しゃーなしに以前からミッションオイルが漏れていたシビックの修理をすることにしました。
さて、オイル漏れの場所は前から把握してて、交換するのはオイルシール。
せいぜい2000円もしないであろうものです。
しかしその交換にはドライブシャフトの脱着が伴うので少々面倒なものになります(ホンダ車はとくに脱臼しやすいですし)
お店に頼むと大体7-10千円といったところでしょうか。
兎にも角にもドラシャのナットが鬼トルクでしまっているので、地面に接地しているジャッキアップ前にまずはこれを緩めておきます。
まずはジャッキアップする前にドライブシャフトのロックナットのロックを解除して、
その後インパクトでナットを緩めておきます。
さて、緩めたら
まずはジャッキアップ後はウマをかけて落下防止に努めましょう!
ここからはとにかくナックルを外してドラシャの抜き取りを行います。
ロアアームのボールジョイント。
タイロッドエンドも。
アッパーアームのボールジョイントも外します。
安物のタイロッドエンドプーラーしか持ってないので肉厚でなかなかボールジョイントの隙間に入りづらいのですが、
タイロッド→アッパーアーム(これでナックルがほぼフリーになる)→ロアアーム
の順番で行くとしっかりプーラーが使えました!
今回はボールジョイントブーツもそのままにプーラーをぶち込みましたが、幸いにもゴムの破損はありませんでした。よかった。
ダンパーフォークの取り付け下側も外します。
ドラシャの先端を軽くどついて(ネジやシャフトの変形がないように)
ドラシャがナックルから抜けました!
ミッションオイルのドレンは運転席側から見てここです。
わざわざ10mmの□ソケットを買ってきたのですが入らず。
普通に差し込み3/8がピッタリでした。謎・・・。
ミッションオイルを抜きますが・・・
これだけしか出てこなかった。
どんだけ漏らしてたんでしょう・・・・。
メタル感は全く無かったのでひとますオイル入れて様子見です(別に異音もしてないのがアレですけど)
ドラシャのミッション側はスプラインの先にCリングが入ってて、これが抜けどめになってます。なのでちょっと引っこ抜いたくらいでは取れないですので・・・
タイヤレバーなどでテコの原理でコキっと抜きます。
抜けました。
運転席側のオイルシールの型番です。
新旧オイルシール。左が古い方。
なにやら歪んでますね。
リップそのものは傷もなかったので、おそらく斜めに打ち込んだまま使用したことでシールが効かなくなったものと思われます。
シールのリップ部分は回転するドラシャと常に接する部分になるので、
新品のシールをグリスアップ。今回はラバーグリス。
取り付け部の清掃をして・・・
締まりバメなので打ち込み時はちょっと大変かもです。所詮ゴム対アルミなので大した事はないですが。
あとどこまでも入っていきますので、ケースと面一になるように打ち込んでいきます。
入れすぎるとミッション部品と干渉して駄目、入れなさすぎると抜けて駄目。
なかなか難しいところです。
後はまっすぐ打ち込みましょう(意外と斜めになっても打ち込めていけるので注意です)
後は組み上げて掃除なのですが、それはまた後日。
飛び散りまくりのデフオイルをどう掃除しようかと悩みどころです・・・